しょぼきゃん!

オサレキャンプの対極からしょぼいアイテムを考察

響鬼のキャンプスタイル

仮面ライダー響鬼は商業的に失敗作だったという。

 

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仮面ライダーの場合おもちゃが売れなくては視聴率が良くても失敗作になってしまう
 
実際響鬼は視聴率はそんなに悪くはなかったが関連グッズの売り上げが平成ライダーの中で飛び抜けて悪い。
 
表 右数字が最高視聴率 左数字が平均視聴率
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(ちなみにディケイド以降の売り上げの良さは放映開始時期を戦隊シリーズとずらしてクリスマスシーズン前になった影響が大きい。逆に視聴率はそれ以降極端に落ちて現在は3〜4%に落ち込んでる)
 
響鬼は他にも色々あったがそれでも僕は好きなライダーだった。
なんてったって響鬼はキャンプしながら敵と戦うアウトドア派のライダーだったからだ。
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響鬼の世界は魔化魍という化け物を鬼と呼ばれるライダー達が猛士(たけし)というサポート組織の人たちとともに倒してゆくのだが、シフト表とか引退とか後進の育成とか妙に現実社会的な要素が多い。
魔化魍たち化け物は山野で育ちやがて里におりて人を襲う。そのため響鬼たちはその前に山で魔化魍を退治しようとベースキャンプを張って魔化魍の居場所を調査、追跡しているのだが、あまりに郊外でのロケが多くて予算を使いすぎたせいでプロデューサーが交代させられたという説もあるほどだ。
 
 
 さて響鬼さんたちのキャンプはというと
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基本激安グッズでキャンプしているし焚火は直火だ。
響鬼達 鬼(ライダー)が所属している組織「猛士」は表向きオリエンテーリング競技の普及を目的にしたNPO法人なのだ。
 
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このテントは当時実際に販売されていた。
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イスや寝袋、バックまで猛士グッズとして販売されていたのだ。
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これにホンダエレメントがあれば君も猛士なれる!
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このテントは特設サイトなどで当時販売されていた。
製造はロスターという会社だ。現在クロスターはバックやリュックなどを作っているがテントは製造はしていない。
いわゆる激安系のテントを作っていたらしいが実はこのクロスター社は日本で最初にキャンプ用のドームテントを製造販売した会社らしいがあんまり売れなかったらしい。
 
やがて世はロッジタイプの全盛期が訪れてオートキャンプ=ロッジタイプという時代が90年代まで続く。
ちょっと早すぎた会社だったのだ。
 
 
 
響鬼ももう十年も前の作品になってしまった。
当時買っとけば良かったかなあ