しょぼきゃん!

オサレキャンプの対極からしょぼいアイテムを考察

もしかしたらスノーピークはよさこいソーランなのかも

スノーピークという会社は毎年よくもまあいろいろと新製品を出してくる会社だ。

今年も70以上の新製品を出してくるという。
さすがに上場するだけのことはある。
 
しかし新製品を出す分廃盤商品も毎年かなりあって今年はダッチオーブン関連とカトラリー関連がいろいろ廃盤になっている。
 
 
まあ、スノーピークのビジネスモデルはアップルのそれとにていてベースに熱烈な購入層が存在しているから彼ら(ピーカー)を飽きさせないよう商品ラインナップの新陳代謝も必要なのでしょう。
 
(余談ですが僕は「スノーピーカー」っていう言いまわしはなんというか公然の非公式的なものかなと勝手に思ってたのですがテレビや著書で社長自身がそう呼んでるのをみてオフィシャルな呼び名だったんだと最近になって知りました)
 
 ところで
「チタンシングルマグNo.2」という商品があるのを皆さんはご存知でしょうか?
 
僕は知りませんでした、って言うか興味がなかった。
 
なんか歯医者のうがいするコップにシェラカップの取っ手をつけたみたいな奴ぐらいに思ってましたしそもそもキャンプでコップなんて使ったこともなかったんで最近まで必要性を感じなかったのですがお店で廃盤になると聞いて記念に一個買ってみるかなと思い購入してからしばらく野外や自宅でつかって見たのですがこれが思いの外なんかいい感じなので複数個購入。
 
軽くてスタッキングできて変なロゴがプリントされてないシンプルさがいいし熱い飲み物も冷たい飲み物もぬるくなる前に飲みきれるサイズなので保温性も気にすることもなさそう(ていうか気にしたことが無い)
 
意外にスタッキングできるマグって種類が少ないしあっても取っ手が板バネみたいなの
は好みじゃないのでコレが市場からなくなる前にもう少し買い足そうかなと思っております。
 

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そういえば今回の新製品の中になかなかキャッチーな一品がありましたね、そう

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酒筒(サカヅツ) Titanium

意外にもというと失礼ですが、値段を考えなければ欲しいという方が結構いらっしゃいましたね。

 

スノーピークのこういう製品はそもそも一種のティザーのような効果を狙っていてブラックやプラチナ層*1当然買うはずですし、モノ系雑誌やウェブサイトなんかで紹介されるだけで広告効果も期待できるからあんまり売れなくてもトータルで損はしないようになってるんじゃないかなと僕はおもっています。

 

 

 

 ところでスノーピークはなぜおしゃれキャンパーにさけられるのか 

おしゃれなキャンパーさんはあんまりスノピをメインに使ってませんよね?僕なりに理由を考えてみました。

 

ズバリ  和テイストが雰囲気に合わない。

          

 

  1. スノーピークの製品には変な和テイストが含まれている。上記の酒筒や土鍋風アルミ鍋、和風ダッチオーブンの先駆けぶんぶく、坊さんの使う応量器、和武器、などなど挙げればきりがないのだがこういう和テイストって結構好みが分かれるところでもある。
  2. おしゃれキャンパーのほとんどが地べた系ロースタイルのためテーブルも椅子も背の高いスノーピーク製品はスタイルに合わない
  3. おしゃれキャンパーでも必要性があればスノーピーク商品をちゃんと買っている ソリッドステークや焚火台などは良い例だ しかし1や2の理由もあってとにかくほしくないという人も結構いる。

 

この世界観何かに似てる気がしていたが
 
に雰囲気が似てる気がする。
 
 
 
 

*1:スノーピークポイントカードでのランク プラチナ会員は1月1日から同年12月31日までの年間購入金額の累積が30万円を超えた購入者 ブラックカード会員は会員登録時からの累積購入金額が100万円を超えた者。下にゴールド、シルバー、レギュラーが存在する。 ゴールド、シルバー、レギュラーは年間購入金額でランクが上下するがプラチナ、ブラックは一度上がるとランクは下がらないさらに会員規約どおりならばレギュラーからちまちま買い物を続ければブラックになれる。ブラックになればスノーピーク社社長からお歳暮が届くらしい